鹿児島での住み替えに押さえておくべきポイント
2023/10/03
長い人生の中で、家族構成や住環境の変化に伴い、住み替えを検討される方も沢山いらっしゃることと思います。
マンションが手狭になり一戸建てへ住み替えるケース
子供たちが巣立ち高齢になったご夫婦が一戸建てからマンションへ住み替えるケース
住宅ローンの返済が苦しかったり、離婚に伴い不動産を売却して賃貸へ住み替えるケース
等々、いろんなケースがあるかと思いますが、その際、問題になるのが第1に住宅ローン
現在のお住まいに住宅ローン残債があって、新たに住宅ローンを組めるかという問題
第2に売却と購入のタイミングが難しいという問題
今回はこの2つの問題について解説していきます。
まず、住宅ローンの問題ですが、お一人が2つの住宅ローンを組むというのは基本的にはできません。
現在の住宅と新しく購入する住宅
2本の住宅ローンを組んで、両方の年間返済額合計を年収で割ったものが返済比率
この返済比率が審査基準以下であれば承認してくれる金融機関はあります。
ただし、これはかなりの高収入でないと高いハードルです。
普通、現在の住宅にローン残債があれば、一旦これを完済して、新たな住宅ローンを組むという流れになります。
ローン残債を完済できるだけの預金や資金援助があれば問題ありませんが、そうでなければ現在の住宅を売却しないかぎり残債を完済できないケースがほとんどかと思います。
そうなると、購入より売却を先に行う必要があります。
そこで、第2の問題も関係してきます。
売却して賃貸に住みながら購入物件をじっくり探すという方であればさほど問題はありません。
ただし、引っ越し費用が2回分必要になることと、新居へ引っ越すまでの賃貸費用が必要になります。
敷金がほとんど返ってこないとか、1年未満の契約解除で違約金が必要になってくると費用もばかになりません。
そこで多くの方が、売却と購入を同時にと考えます。
売却が決まって、気に入った新居がすぐに見つかればいいですが、なかなかそううまくはいきません。
気に入った新居があっても売却が決まらないとか、
売却は決まっても気に入った新居がなかなか見つからないとか、
これをタイミング良くこなすのは至難の技と言えそうです。
売却の契約時から決済・引き渡しまでは、通常1ヶ月前後が多いですが、これを3ヶ月或いはそれ以上待ってもらえるようお願いして通ればいいですが、それでもその間に、お気に入りの物件が出てくるかは、運次第というところでしょう。
売却の契約だけ先に行って、引渡しまで6ヶ月待って貰えたとしても、その間にお気に入りの新居が見つからなかったらどうしようと心配になりますよね。
お気に入りの新居が見つかってから売却の契約を結んだ方が安心と言えます。
金融機関には新居のローンを申し込み、売却分の決済までの間、1軒分のローン返済を金融機関に猶予してもらえれば助かりますよね。
そんな都合の良いローンはなかなかないのですが、全くないわけでもありません。
次回は、鹿児島で住み替えに使えそうな住宅ローンの紹介をしてみたいと思います。
----------------------------------------------------------------------
株式会社ユアサイドエステート
〒891-0113
鹿児島県鹿児島市東谷山5-1-12 1F
電話番号 :099-800-8458
FAX番号 :099-800-5094
鹿児島市で住み替え案件も担当
----------------------------------------------------------------------